【総額公開】体外受精にかかった金額まとめ【不妊治療総論】

体外受精

現在妊娠11週となり、不妊専門クリニック卒業から2週間が経ちました。

このクリニックに通い始めて、人工授精3回・体外受精採卵1回移植3回、約1年で卒業となりました。

体外受精に進んだのは4月からなので、8ヶ月ですね。

この8ヶ月で莫大なお金が飛んでいきました。

その莫大なお金を計算してみましたので発表しますね!

体外受精にかかった総額は?

体外受精にかかった総額はズバリ・・・1,778,420円

やばくないですか?やばいですよね!計算したら震えた。。

内訳は以下の通り。

  金額
採卵(15個採卵、胚盤胞13個凍結) 684,510円
移植1回目(アシステッドハッチング有) 225,920円
移植2回目(アシステッドハッチング・SEET法有) 237,380円
TRIO検査、慢性子宮内膜炎治療、EMMA・ALICE再検査 296,520円
移植3回目(アシステッドハッチング・SEET法有) 239,900円
判定日〜卒業 94,190円
合計 1,778,420円

いや〜なかなかすごいですね。

ただ、名古屋市の不妊治療助成金450,000円と、医療費控除で約400,000円返ってくる予定なので実質かかったのは100万円くらいでしょうか。

いやいや、人工授精にも10万円くらい使っているし、子宝整体にも7万円くらい使っているし、サプリや何だってなってくるともう考えたくないくらいお金使ってる!

もうやんなっちゃう\(^^)/

通っていた不妊専門クリニックについて

これは完全に結果論なんですけど、わたし的にはこのクリニックに通って良かったなと思います。

良かった点としては、まずスピード感。

採卵後は1〜2ヶ月お休みを強いられるクリニックもあるそうなんですが、このクリニックでは休む必要ない・すぐ移植できますよという感じでした。

これが良いことか悪いことかはわかりませんが、せっかちなわたしにはピッタリでした。

あとは、先生1人が診てくれていたこと。

1人の先生がずっと診てくれていたので、矛盾や行き違いを感じることもなく、わたしがちらっと言った旅行の予定なども覚えていてくれて(メモしてくれてたのかな?)、そこをずらしてスケジュールをたててくれていました。

ただ先生がコロナに罹ったら一巻の終わりだと思っていたので、無事で良かった(これからもご無事で)

あとは、適切なタイミングで検査を勧めてくれたこと。

わたしの不妊は「慢性子宮内膜炎」が一因でした。

移植2回とも陰性だったところで、TRIO検査を勧めてくださり、原因が発覚しました。

他のクリニックの口コミなどを見てみると、TRIO検査に否定的だったり、卵の問題だなど決めつけたりするクリニックもあるようなんです。

ですが、わたし的にはTRIO検査を受けて、慢性子宮内膜炎の治療をした直後の移植で妊娠に至っているので、検査をして良かったと思っています。

このクリニックの悪かったところとしては、

採血が下手な看護師さんが2人もいたことですね(この2人は毎回血管が潰される!夫も1回だけ採血したけど、漏れなく潰された)

私のメンタル低下時期に先生のことが嫌いになったこともあったけど、結果としてはこのクリニックを選んで良かったです。

冷静になった今、体外受精(不妊治療)に思うこと

不妊治療を行なってきて1年以上。

何が正解かわからずひたすら突っ走ってきました。

不妊治療を行なっている方は誰しもがそうだと思います。

ただ、今冷静になって思うことは、不妊治療って何で治療の前に全ての検査をしないのかな?ということです。

私は、人工授精がダメ→体外受精→移植2回陰性→検査→原因発覚

ということだったので、まず初めに全ての検査をして原因が分かっていたら体外受精に進まずとも授かれた方も多くいるんじゃないかな?と思うんです。

(私も慢性子宮内膜炎だけが不妊原因だったのであれば、自然妊娠でも授かれる可能性があったんじゃないかなと思ってしまっています)

でも今の不妊業界のセオリーとしては、移植2〜3回陰性だった場合TRIO検査に移るという感じですよね。

まあ、TRIO検査自体金額が高いので、初期の不妊検査でする検査としたらハードルが高すぎるのもあると思いますが。

そして、患者自体が知識を付けないと無駄に搾取される可能性が高すぎますよね。

私もTRIO検査をせずに移植をずっと続けていたらと思うとゾッとします。

知識と経験を少し得た今、昔の自分に伝えるとしたら「冷静になれ」ということですね。

私は31歳で15個採卵ができて、さらには15個中13個胚盤胞ができています。

さらにはグレードも全て良好です。

ということは、受精卵自体には問題がある可能性は低いということですよね。

それでは、どこに問題があって授からないのか考えると「子宮自体」と考えるのが普通ですよね。

実際2回とも着床せず、いざ検査をしてみたら慢性子宮内膜炎という結果。

1回目の移植が陰性に終わった時、先生からTRIO検査をするか、移植を続けるか聞かれたんです。

その時何も考えていなかったぱっぱらぱーな私は「どうすれば良いと思いますか?」としか聞けなかったんです。

「まだ若いし、移植でいいと思う」と言われ、流されてしまったんですよね。

これは結果論で、本当にたらればなんですが、あの時冷静になってもう少し考えていたらと思ってしまいます。

考えずに突っ走ってもいいけど、自分で冷静になって考えることも大事・・・だと思います。

結果論オブ結果論なんですがね!

終わりに

体外受精にかかった総額と、不妊治療に対する私なりの考えをつらつらと書きなぐりました。

1年でこんなにお金が飛んでったのもショックでしたが、それに加えてメンタル面でもかなりエグられました。

今まで味わったことのない闇の感情を多く感じた1年でした。(友達の出産報告で涙を流しました。嬉し涙ではない)

多くのお金を払っても陰性、かたや1円も使わずに自然妊娠する人が大半。

不公平だ、私何か悪いことした?

とやり場のない思いをひたすら抱えていました。

不妊治療中の方はこんな思いをされている方も多いと思います。

私は全ての不妊検査を先にやるべきだと書きましたが、検査をしてもなお原因がわからないまま治療を続けている方、不妊原因が分かっても妊娠に至らない方も多いのも事実。

何が正解なのか全くわからないのが不妊治療の辛いところ。

ですが、世の中には不妊で悩んでいる方がたくさんいます。

周りには居なくても、少しツイッターやインスタで検索すれば同じような悩みを抱えた人がいっぱいいます。

私はそこで悩みを共有したりしたことで気持ちが少しだけ楽になりました。

自分も頑張ろうと思えました。

いい時代に生まれました。

授からず悩んでいる方は、溜め込まずぜひツイッターやインスタで吐き出しましょう。匿名です!(笑)

長々と失礼しました!これにて不妊治療総論終わり!

コメント

タイトルとURLをコピーしました